東新住建

東新住建株式会社代表取締役社長、辻明典氏にインタビュー!

はじめに

SDGs(エスディージーズ)という言葉が数年前から聞かれるようになりました。これは国連加盟193カ国が全会一致で採択した、2015年から2030年にかけて達成するための行動計画で「持続可能な開発目標」と呼ばれるものです。企業や地方自治体、NPOなどでもSDGsの視点で事業・組織を見直す動きが活発化しています。この流れはコロナ禍で変革が進む社会、生活でも止まることはないでしょう。

このSDGsという言葉が登場する前から環境・エネルギーといった点に注目し、新しい住まいを提案してきたのが総合建設メーカーの東新住建株式会社です。東新住建は1970年代から環境を意識した住まいづくりに取り組み続けています。2000年には太陽熱発電と太陽熱給湯を一体化したシステムの共同開発を行い、戸建て住宅に標準装備。さらには国の電気買い取り制度を利用し、発電システムを装備した「発電シェルターハウス」を生み出しています。国産材についても、国に先駆け一部の建材に採用するなど、業界の先駆者として、その技術・商品開発が注目されています。

東新住建株式会社とは?

いつまでも快適に安心して暮らすことができる「注文住宅」、古くなっても新築に勝てる「賃貸住宅」、そして暮らしながら柔軟にその形を変えていくことができる「戸建住宅」、新しいカタチの住まいを提案する「戸建マンション」など、総合建設メーカーの東新住建は40年以上にもわたって住まいづくりに取り組んでいます。

東新住建は1976年の創業以来、約2万2000棟の住宅を供給しています。創業者の深川堅治会長は、24歳の時に独立して東新住建を設立しました。当初は地域の土地オーナーと土地を求める事業者との間をつなぐ土地売買からスタート。その後、家づくりへと事業を広げました。その家づくりは当時から木にこだわったものだったそうです。これには深川堅治会長の父親が木の伐採から製材、家づくりまで手掛けていたことが大きく関わっていました。

1980年代のツーバイ工法導入、90年代には賃貸アパート事業のノウハウを確立するなど、常に業界の先駆者として、事業展開していた東新住建のフラッグシップモデルとなっているのが「ALCコンクリート 発電シェルターハウス オーダー」です。東新住建が40年以上にわたる住まいづくりで培ってきた耐震性、耐久性、自然エネルギーの活用といった多様な技術を集約し、さらには住まう人のライフスタイルに対応する自由な住宅を目指して開発された住宅です。

そして現在、辻明典社長が率いる東新住建は常に一歩先を見据え、分譲住宅、注文住宅、アパート建築、土地活用、さらには街づくりに取り組み続けています。

辻明典社長はなぜ就職先に東新住建を選んだのでしょうか

私が東新住建に入社したのは1990年です。当時の分譲住宅の多くは画一的な外観の建物ばかりでした。そんな中、東新住建の家は分譲でも1戸ずつ工夫されていたのです。例えば4棟並んでいると1棟として同じデザインの建物がないのです。これには大変驚かされました。「この会社でこういう家を建ててみたい!」、そう思いました。これが東新住建を就職先として選んだ理由です。そして、その夢は叶い、入社してから約15年間は建設の現場監督として、多くのお客さまの家づくりに携わりました。

辻明典社長はどんな住まいづくりを心がけていますか?

私たち東新住建がお客さまに提供させていただく注文住宅や戸建住宅、アパートはお客さまの手に届くものである、ということが大切だと考えています。そこでより多くのお客様が資産を持てるような仕組みづくりにも注力してきました。安全、安心、快適であるだけでなく、建築コスト、さらにはお客さまの維持コストの低減も図ってきたのもその一環です。

また現在の住まいにはお客さまが生活を楽しむことができる住空間の提供が求められています。間仕切り壁を自由に配置できるようにして、長きにわたって使える戸建て住宅などはこうしたニーズから生み出しました。また、賃貸経営では顧客満足度を高めるべく、建設だけでなく建物のマネジメントまでも手がけています。私たち東新住建はお客さまと一緒になって、理想の住まいづくりをしていきたいと考えています。

暮らしを支える7つの安心を掲げていらっしゃいますが、具体的にはどのような安心を指すのでしょうか?

私たち住宅産業が果たすべき役割とは、単に家やアパートなどの建物を建てるのではなく、建て主や住まい手に「安心」をご提供することだと考えています。そこで当社は土地と建物を活かす多彩なノウハウによる「総合力」、揺らぎのない生活基盤を確立する「安全」、自然の力を生かして身体に優しい「環境配慮」、生活の変化に自在に対応する「自由」、建物の劣化を防ぐだけでなく美しさも保つ「長寿命」、建設費や維持費負担を軽減する「経済性」、そしてお客さまの家やアパートの高い価値を守り育てる「資産価値」という7つの視点での安心を掲げています。

辻明典社長が目指しているものは?

私たち東新住建は「業界をリードして創造し続ける会社」を目指しています。これまでその目標を実現すべく、事業に取り組んできました。海外での建材工場設立や環境技術の導入は、目標実現のために重要なことでした。

1970年代、私たちは木のちからを活用し、省エネルギーな暮らしを実現できる家づくりを行なってきました。80年代には遮熱・断熱、換気技術をフル活用した立体換気システムを実現、また、自然の負圧効果を利用した自然エネルギーによる空気循環システムのB.B.D.を開発し、特許も取得しました。2000年に入ると、太陽光発電と熱温水一体型のソーラーシステム「ヘリオス」を発表しています。

当社は世の中にまだ「エコ」という言葉が叫ばれ始める前に環境問題に着目してきたのです。今後も環境負荷の低減に対してはもちろん、住まう人が安心して、安全に、快適に住むことができる住まいというものづくりをしていきます。

辻明典社長が求める東新住建の社員像は?

当社にはやる気で満ち溢れた社員たちが住宅産業界にイノベーションを起こすため、常に「お客様想い」の仕事に取り組んでいます。

私たちの仕事はただ住宅を売り込めばいいのではありません。そのお客さまに、本当に欲しい住宅を建てていただくためには当社の従業員がお客さまの想いを汲み取り、それを反映させるため、一緒に走っていく必要があります。そういった観点から見ると、私たちの仕事はお客様から信頼されなければ務まらないのです。そして、住宅を売るまでが仕事ではありません。竣工後、お客様が住宅を建てた後もメンテナンスなどを行うので、そのお付き合いは末永く続くのです。

会社がさらに成長していくために商品力は必要です。東新住建には、ノウハウや商品力はそろっています。そして、成長できる働きやすい環境も整っています。ここでチャンスを生かし、従業員にはその才能を発揮していただきたいと思っています。感動の引き渡しができるような人になって欲しいと思っています。

まとめ

東新住建株式会社の辻明典社長にお話を伺いました。

東新住建は注文住宅、戸建住宅、賃貸住宅などの住まいづくりを独創的な観点で行なっています。その一つが環境問題への意識の高さでしょう。立体換気システムや特許を取得した自然エネルギー活用の空気循環システム、太陽光発電と熱温水一体型のソーラーシステムといった技術・製品開発などは住まいづくりという側面から、業界に先駆けていち早く行なった環境対策への取り組みです。

独創的な観点での住まいづくりは環境問題だけではありません。長い年月を経ても強さを保つ構造躯体やライフスタイルや時代の変化に対応できる間取り・内装、自由度を持つ戸建住宅「NEWスケルトンオーダーハウス」、2家族だけのプライベート感あふれる、1棟2戸のメゾネットマンション「デュープレジデンス」、そして「発電シェルターハウス」など、東新住建の手がける住まいは常に業界から注目されています。

辻明典社長が東新住建への入社を決めた、画一的ではない、個性あふれる東新住建の住まいづくりは辻明典社長が経営者となった今でも続いています。

会社概要

 

商号 東新住建株式会社
所在地 〒492-8628愛知県稲沢市高御堂一丁目3-18
代表者 辻 明典
設立 1976年7月20日
公式サイト https://www.toshinjyuken.co.jp/
事業内容 総合建設メーカー
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