戸田成郎氏、株式会社T8代表取締役会長にインタビュー!

はじめに

現在、日本は深刻な少子高齢化が浮き彫りになっています。
厚生労働省は毎年、人口動態統計月報の年計を発表しています。

2019年分は今年6月に発表されました。
出生数は毎年減少しています。
人口統計上の指標で、1人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均値である合計特殊出生率は今年、1.36となりました。
4年連続の低下で、2007年以来、12年ぶりの低水準。日本の将来を考えると危機的な状況にあるといえます。

そうした中、出生率の向上を実現するため、結婚相談所事業や認可保育園事業に取り組むことで社会貢献を行なっているのが、株式会社T8です。

株式会社T8とは?

深刻化が進んでいる少子化対策として、もっとも重要だと考えられるのが結婚関連事業だといえます。
株式会社T8が社会貢献事業と位置付けて取り組んでいる事業の一つが結婚仲介事業『マリッジコンシェルジュ』の運営です。
そして同社がもう一つ、社会貢献事業として運営している事業が子どもを安心して預けて働くことができる環境整備への取り組み、つまり、保育園事業です。

株式会社T8は小規模認可保育園『港南あおぞら保育園』を東京・港区で運営しています。
このほか、同社では不動産の管理業務なども行なっています。

この記事では株式会社T8を率いる代表取締役会長「戸田成郎氏」の、結婚相談所事業や認可保育園事業に対する考え方、事業・活動方針など、ご本人に伺ったことをご紹介いたします。

結婚相談所事業に取り組まれた理由を教えてください

日本が少子高齢化社会へと変化していった要因にはライフスタイルの変化が関係していると考えられています。
社会生活を営んでいく中、結婚・出産を求めない、つまり未婚化あるいは晩婚化していくような状態になっていることや、女性の社会進出に対する環境整備の進み方が時代の流れについていっていないこと、さらには社会経済の悪化などが挙げられています。

そこで、結婚と出産をセットにして、成婚率を向上させることができれば、出生率も向上させることができる、この国が抱えている少子高齢化という問題を解決する方策になると考え、T8の中でマリッジコンシェルジュという事業を始めたのは2014年のことです。
わたしたちはこの結婚相談所という事業を“心ある人が、心ある人を”結び付ける“至極の社会貢献事業”と位置付けています。

認可保育園事業への取り組みについて教えてください

少子高齢化問題の要因として女性が社会進出できる環境整備の遅れ、これは言い換えれば、お子さんのご両親が安心して働けないということになりますよね。
ご両親がお仕事の間、お子さんを安心して預け、働くことができる環境の構築もまた重要な社会貢献事業です。

現在、保育園の待機児童となっている子どもの大多数は0歳から2歳児です。
国が子ども・子育て支援制度を制定し、この年齢層の待機児童の解消を目指しています。

そこでわたしたちT8は2016年から認可保育園事業に乗り出し、東京・赤坂に小規模認可保育園「港南あおぞら保育園」を設立しました。
保育対象としているのは0歳から2歳児です。
認可保育園事業の運営はご両親が安心して働くことができる社会・生活環境を整備することになるでしょう。
わたしたちのこうした取り組みが出生率向上につながり、少子高齢化というわが国が抱える問題解決の一助になれば、と考えております。

「港南あおぞら保育園」の定員が6名以上、19名以下です。
そのため、少人数で温かな保育環境の中で子ども一人ひとりの気持ちを大切に、そして心を育てる保育を行うことができています。
例えば、おやつ、お給食では自園で管理栄養士が栄養と味にこだわって手作りしたものを提供しています。

社会貢献事業を行う団体の設立も?

一般財団法人戸田壽一・成郎育英財団のことですね。
2017年に設立した団体です。私はそこで代表理事を務めております。
これからの日本の未来を担う子供達へ、正しい精神と教育の在り方を伝統として、お伝えしていくことを目的に設立をさせて頂きました。
活動の一環として、児童福祉に関する活動費の助成事業を行なっております。

この財団はさまざまな事情により、進学の夢を断念せざるをえない子どもたちに日本伝統の「徳育」を大切にしながら、様々なサポートやアドバイスなどを行っております。
創造性にあふれ、自立心に富み、次世代社会を切り拓いていく優れた人材を育成にしていくことを目指した社会貢献事業です。
2017年の設立以降、2018年度に5件、2019年度に8件、助成を実施いたしました。
先ごろ2020年度の申請方法についての詳細を発表いたしました。
応募期間は9月1日から9月30日までとなっております。

セコムの共同創業者、戸田壽一氏とのご関係は?

財団に名称に名前が入っているセコムの共同創業者、戸田壽一は私の父です。
飯田亮セコム取締役最高顧問と亡き父の戸田壽一は学生時代の友人です。
飯田さんと父は1962年、わが国初の警備会社の日本警備保障、現在のセコムを設立し、二人三脚でセコムを成長させていきました。
みなさんご存知のように、今日、セコムは日本トップの総合警備会社となっています。

しかし、当時から父の名前はメディアでもあまり登場しませんでした。
インタビューや取材記事もほとんど残っていないと思います。
創業時、父はナンバー2に徹し、生涯、飯田さんを支えることを約束しました。
セコムに関する記事などで私の父、“戸田壽一”の名前があまり出てこないのは、父が約束通り、ナンバー2の役割に徹したからです。

飯田さんと父は日本に警備保障という業界を作り、社会の、生活の安全を守るという社会貢献事業を行なってきました。
わたしも父、戸田壽一とは違った分野ではありますが、社会貢献事業に取り組んでいきたいと考えております。

まとめ

株式会社T8の戸田成郎会長にお話を伺いました。

T8は結婚相談所事業「マリッジコンシェルジュ」と小規模認可保育園事業「港南あおぞら保育園」の運営を通じて、わが国が直面している少子高齢化という問題の解決に取り組まれています。

戸田成郎会長がT8で進めるこれらの事業は少子高齢化というわが国が抱えている大きな問題の解決するための、民間側からの取り組みです。また一般財団法人戸田壽一・成郎育英財団を通じての取り組みは次代を担う子どもたち、生活に追われながらも勉学を続けたいという青年たちの未来に光を与えるものになっています。

セコム共同創業者の戸田壽一氏は人々の安全を守る警備保障という面から社会貢献事業を行なって来られました。
一方、その戸田壽一氏の長男である戸田成郎会長は株式会社T8や一般財団法人戸田壽一・成郎育英財団を通じて、セコムとは全く異なったアプローチとプロセスで、社会貢献事業・活動を行なっているということが今回の取材でわかりました。

会社概要

社名 株式会社T8
所在地 〒107-0061東京都港区北青山3-10-18 北青山本田ビル3階
代表者 戸田成郎
設立 1988年4月
公式サイト https://naruo-toda.amebaownd.com/
事業内容 結婚に関する仲介、保育事業の運営、道場の運営、不動産・資産管理 全般

 

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