石濱人樹

株式会社ノーザ代表、石濱人樹氏に直撃インタビュー!

育った環境について教えてください

私は愛知県名古屋市に生まれ、両親と弟の4人家族で幼少期を過ごしました。小学校の途中から小牧市に移り、中学校卒業後は地元愛知の有名私立進学高校に進みました。高校では野球に夢中になりましたが、大学に入ってからはスポーツを一切やっていません。

私は、俗にいう「新人類」と呼ばれたバブル世代で、大学時代はイベント系のサークルを立ち上げて、数千人規模の巨大イベントを仕切っていました。テレビやラジオに出演したりして注目されていたましたが、困ったことに、就職先は自分でなかなか決めることができなかったのです。
どの業界が伸びるのか、どの業界に入ると得をするのか。

そんなことを考えていていたのですが、結局何が正解なのか、わからなかったんですね。そこで、求人業界に就職してみようと思いついて、当時の学生援護会(現・パーソルキャリア株式会社)に入りました。

求人業界からどうして、IT業界に興味をもつようになったのですか?

実は、当初私は5年間しかサラリーマンをやらないと決めていたんです。5年の間に、企業のピラミッド構造を観察して、職場の力関係を学び、どの企業に将来性があるかを見極めようと思っていました。

学生援護会では営業を担当していたのですが、その中でコンピュータ関係の求人が非常に多かったことから、これからはコンピュータ業界が伸びるだろうと感じました。さらに、コンピュータ分野には設計者がほとんどいないことにも注目したんです。設計者がいないためデザインは画一化されておらず、すべてプログラマーの腕にかかっていました。「設計を学べば、コンピュータ業界の覇者になれる!」と直感的に思った私は、設計を学び、コンピュータ設計事務所で起業することを決めました。

印象に残っている幼少期のエピソードを教えてください

小学校、中学校は学級委員や運動会の応援団長など、みんなのリーダー役ばかり張る子どもでしたね。生徒会にもよく推薦されました。
今こうして社長業に就いているのも、子どもの頃から変わらない私のリーダーシップの強さだと思いますね。

幼少期に、一番興味のあったことは何ですか?

とにかく、本や漫画が大好きで、むさぼるように読みました。私の子ども時代は、ちょうど移動図書館が始まった頃だったので、本当にたくさんの本を借りて読みました。特にSFものが好きでしたね。

漫画は読んでいないものはなかったと思うほど、ものすごい数を読みました。中学生になったとき、母に何百冊も売られてしまいましたが。

ほかにも、人間観察が面白かったですね。

小学校では、同じ地域の子どもたちが集まっていますが、中学校は複数の小学校から集まるので、いろいろな人間がいるんです。そこで、よく観察してみると、住むエリアによって、生徒たちの育ち方や価値観が違うことに気づきました。

言葉遣いをはじめ、食べ物、帽子の選び方、上履きの履き方ひとつとっても、異なっているようでした。
そういった違いを観察したことで、感受性や洞察力が随分磨かれたように思います。

子どもの頃描いていた将来の夢は何でしたか?また、その理由を教えてください

小学生の頃は“すし職人”になりたい!なんて思いつきで言っていたこともありましたが、正直にいうと、何になりたいかなんて考える余裕はありませんでした。ただ、目の前に来たことをやっていただけです。

幼少期から大人にかけて、日本の変化は著しいものがありました。ポケベルが登場したかと思ったらPHSに変わり、今ではスマートフォンが当たり前です。私の子ども時代は年功序列、終身雇用が常識でしたが、大学を卒業した年は転職雑誌が創刊され、日本は転職元年を迎えました。

世の中があまりに変わり過ぎるので、どうしたらいいか分からなかったですね。

ただ、医療とアニメだけは、日本は他国のどこにも負けないだろうと思っていました。だから、将来も医療とアニメから外れないところにいた方がいいと思ったのです。その通り、今、私は医療業界にかかわっていますし、そこにITが加わったわけですね。

今後、会社としてどのようなことに取り組まれていきたいですか?

日本の介護保険制度は、世界でも本当に素晴らしいと言われています。

我々は、そんな制度の真ん中にいます。40兆の国民医療費のうち10%の部分にかかわっていますし、国家予算が大きく影響する透析業務支援システムも扱っています。

労働人口不足・働き方改革・業務効率化が急務と叫ばれる中、IT化が遅れている医療業界に対して、当社はこれからも貢献していきたいと思っています。

その貢献の対価で社員の所得が上がり、それが社員や企業の継続につながります。何もしなくても会社は安定しているかもしれませんが、そんな意識ではいけないと思っています。現代は、変化できるものが生き残る時代なのですから。

会社概要

商号 株式会社ノーザ
所在地 〒164-0011 東京都中野区中央1-21-4 ノーザビル
代表取締役CEO 石濱 人樹
設立 2018年6月1日
電話番号 03-5348-1881
公式サイト
https://www.nhosa.com/
事業内容 医療情報処理装置の研究開発、製造、販売並びに保守
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