三輪芳弘

三輪芳弘の興和一筋の経歴!その確かな実績と優れた経営戦略のまとめ!

はじめに

三輪芳弘さんは興和グループの代表として、同社をグローバル起業へと躍進させた人物です。
興和株式会社は代々社長や取締役を三輪一族が務めており、三輪芳弘さんの父も前社長でした。
次期社長には息子が就任するのではないかという噂もありますが、まだまだ現役で活躍しています。

今回はそんな三輪芳弘さんの学歴・経歴、数々の実績、興和株式会社の事業内容などをまとめてみました。

三輪芳弘とは

三輪芳弘さんは愛知県名古屋市出身で、興和株式会社および興和紡株式会社の代表取締役社長を務める人物です。
興和株式会社は創業125年以上の歴史ある老舗企業であり、これまでの堅実なものづくりの精神を大事にしながらも、劇的に変化する社会の中では、これまでの常識にとらわれない進取の精神を持って事業を展開しています。

また、三輪芳弘さんは興和株式会社の社長職以外にも日本セルフケア推進協議会の代表理事や在名古屋タイ王国名誉総領事に就任しており、健康関連や名古屋を中心に様々な活動を行っています。

プロフィール

三輪芳弘さんのプロフィールを紹介します。
名前は三輪芳弘さんで読み方はミワヨシヒロです。
愛知県名古屋市にて、1955年10月30日に生まれました。現在の居住地は東京都大田区です。
最終学歴の慶応義塾大学大学院修了後から2021年現在も興和株式会社に所属しています。

人物像

三輪芳弘さんは経営者として、トップダウンでの経営を行っている人物です。

トップダウンは、トップの意思決定がそのまま会社全体の意思決定となるため、組織として一貫した動きができ、実行までのスピード感があるといったメリットがありますが、その反面、経営者の能力によって会社の命運が大きく分かれてしまうというリスクもあります。

三輪芳弘さんが興和株式会社の社長に就任してから25年以上になりますが、同社は年々売上を伸ばし、成長を続けています。
また、社長就任当初からグローバルな視点を持っており、興和株式会社をグローバル企業へと躍進させました。
こういったことから、三輪芳弘さんは広い視野と優れた決断力を持ち合わせた経営者であることがうかがえます。

三輪一族について

三輪芳弘さんの親族は、興和株式会社の社長や役員を代々務めてきた「三輪一族」と呼ばれています。
三輪芳弘さんの祖父である三輪常次郎さんは、興和株式会社の前身の会社(服部商店)が破産した後、創業者から事業を引き継ぎ、興和株式会社を再建させて一代で巨万の富を築いた人物です。

三輪芳弘さんの父である三輪隆康さんは三輪常次郎さんの三男として生まれ、興和株式会社の経営を受け継ぎました。三輪芳弘さんが興和株式会社の社長に就任するとともに興和グループ取締役会長に就任し、2013年に亡くなるまで会長職を全うされました。

また、三輪芳弘さんの叔父にあたる三輪緑四郎さんや三輪文男さんは興和関連会社の社長や取締役を務めていた経歴があり、弟の三輪晃裕さんは現在興和株式会社の取締役を務めています。
更に、息子の三輪尚巨さんは現在興和オプトロニクス株式会社の社長を務めています。

生い立ち・学歴・経歴

三輪芳弘さんは愛知県名古屋市にて、1955年10月30日に生まれました。
学歴としては1980年に慶應義塾大学大学院を修了しており、同年興和株式会社に入社しています。

入社から8年後の1988年に興和紡績株式会社の取締役に就任したのをきっかけに、その後は着々と興和株式会社および関連会社の常務や専務、副社長に就任していきました。
そして1995年に興和株式会社、興和紡績株式会社、興和新薬株式会社、興和オプチメド株式会社の社長に就任し、現在に至ります。

この他にも2016年に日本一般用医薬品連合会会長、在名古屋タイ王国名誉総領事に就任し、2019年には日本セルフケア推進協議会会長(代表理事)に就任しています。

三輪芳弘の実績

三輪芳弘さんは、25年以上の社長人生で確かな実績を残してきています。
名古屋栄の再開発や新型コロナウイルスの新薬開発など実施途中のものもあるため、あと数十年の生涯で更なる実績を残すことは間違いないでしょう。

地球環境に配慮した事業参入

興和株式会社は、2011年に業務用LED照明機器に参入しました。
参入当初、三輪芳弘さんは「3年後をめどに100億円規模に引き上げ、いずれは柱となる事業の一つに育成したい」としていましたが、実際に現在の環境・省エネ関連の売上は好調で、LED照明の販売を通じて地球環境保全に貢献しています。

また、興和株式会社では業務用LED照明以外にも、目にやさしいLED照明機器「ルピナス」を販売しており、環境だけでなく健康にも配慮した製品を開発しました。

更に2013年にはメガソーラー事業へ参入し、再生可能エネルギーによるCO2の排出が少ない社会の実現にも貢献しています。

産業利用できるミノムシの糸の技術開発

興和株式会社は農研機構と共同で設立した興和先端科学研究所にて、昆虫の糸の研究をしてきましたが、2018年にミノムシの糸を工業製品などに産業利用できる技術を開発したと発表しました。

従来のシルク繊維に代わる素材としての実用化を目指すだけでなく、ミノムシの糸は強度が高いため、自動車や飛行機の部品に使われる繊維強化プラスチックへの活用も検討されています。
三輪芳弘さんは防弾服や電子部品など様々なものに使える新素材にしたいと期待しています。

また、ミノムシの糸はタンパク質でできているため生分解性があり、廃棄時に環境負荷がかからない素材としても注目されています。

新型コロナウイルスに対する取り組み

三輪芳弘さんは新型コロナウイルスの感染拡大による深刻なマスク不足の解消に一役買った人物でもあります。
素早い判断力で、洗って使えるアベノマスクの生産協力や、使い捨て不織布マスクの増産を決定しマスク不足の解消に貢献しました。

また、2021年には新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査事業に参入し、富士検査センターを新設して、企業などを対象にPCR検査サービスを提供しています。
更に、新型コロナウイルスなどの感染症治療薬の研究開発に向けて北里研究所と共同研究契約を結び、新たな感染症治療薬の創製を目指します。

国民の健康寿命延伸への貢献活動

三輪芳弘さんは日本セルフケア推進協議会の代表理事として、生活者の健康寿命延伸や病気の予防を目指す「日本型セルフケア」の推進に尽力しています。

2021年には協議会を任意団体から一般社団法人に移行し、社会的信用を得ることで、セルフケア推進活動の活発化を図りました。

また、生活者のセルフケアの実践を後押しする制度の一つとしてセルフケア税制の検討や、未知の災害や疾病の流行に備えた緊急事態対策マニュアルの策定も進めています。

自社創製薬『パルモディア』の発売

興和株式会社では、2018年に高脂血症治療薬の「パルモディア」を日本で販売しました。

パルモディアは自社創製薬で、15年の歳月と1千億円弱もの費用をかけて開発されました。
HDLコレステロールの増加作用と中性脂肪の低下作用があり、従来のフィブラート系薬剤と比べて副作用がほとんどないという優れた安全性が確認されています。

今後は欧米での発売も見込んでおり、既にグローバル展開している高コレステロール血症治療剤の「リバロ」に続くグローバル戦略品として、多くの高中性脂肪血症患者の治療に貢献するとともに、収益の柱になることも期待されています。

興和株式会社について

三輪芳弘さんが社長を務める興和株式会社とは、繊維や生活関連雑貨などの輸出入を行う商社機能と、医薬品やLED照明機器などの研究開発を行うメーカー機能をあわせもち、「健康と環境」を軸とした多角的な事業展開を行う会社です。
「バンテリン」や「キャベジン」などのOTC医薬品は、日本全国でCMが放映されており、高い認知度を誇ります。

興和グループは2019年に創業125周年を迎え、約100社の関連会社と子会社で構成されている大手企業です。

事業内容

興和株式会社では商社部門として、繊維や産業・科学関連、生活関連物資などの輸出入や三国間貿易を行っており、ネットワークを活用した積極的な海外展開から、自社のオリジナルブランドによるブランディング事業まで幅広く手掛けています。

メーカー部門ではOTC・医療用医薬品やLED照明機器等の光学機器の研究開発、製造販売を行っており、健康と環境に配慮した様々なヒット商品を生み出しています。

興和株式会社の現在の主力事業は医薬品ですが、三輪芳弘さんが社長に就任した当初の主力事業は繊維でした。
事業内容にも常に時代の変化をとらえて挑戦してきた結果が表れています。

まとめ

以上、三輪芳弘さんや興和株式会社についてまとめた内容です。

三輪芳弘さんの優れた経営戦略はもちろんのこと、トップの決断に対し、興和の従業員たちがきっちり迅速に対応していく形が出来上がっているからこそ、ここまで多角的な事業展開やマスク不足解消への貢献等ができたのだと思います。

今後も日本のみならず世界を引っ張っていく有名企業として、守りに入るのではなく攻めの姿勢で新薬の開発や環境保全への貢献を進めてほしいです。

会社概要

会社名 興和株式会社
代表取締役社長 三輪芳弘
本社所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目6番29号
創業 1894年12月25日
資本金 3,840百万円
売上高 422,576百万円(2020年3月期決算:連結)
従業員数 6,583名(2020年3月現在:連結)
本社所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目6番29号
公式HP
https://www.kowa.co.jp/
事業内容 【商社部門】
繊維・機械・建材・船舶・鉱物資源・化成品原料・生活関連物資などの輸出入/三国間貿易および国内販売

【メーカー部門】
OTC・医療用医薬品・医療用機器の研究開発、製造販売/LED照明機器・再生可能エネルギー発電システム・光学機器の研究開発、製造販売、輸出入

The following two tabs change content below.
注目社長編集部

注目社長編集部

  1. 守屋祐生子氏
  2. 西崎泉
PAGE TOP