目次
はじめに
コロナ禍にあって、働き方は大きく変わってきています。
これまでのように毎日オフィスに出社することがない企業が出てきます。
そのためこれまでよりもオフィススペースを縮小するため、移転する企業が出てきています。
一方で、これまでと同様に毎日出社することが必要な企業でもオフィスのレイアウトの見直しやオフィス機器の見直しなど、働く人を取り巻く環境をいかに快適にするための施策が進んでいます。
働く人によって快適で楽しく働けるオフィスづくりに貢献しているのが今回ご紹介する金光敦彦社長が率いるルクールプラスです。
ルクールプラスは自社の福利厚生システムに独自の方針を取り入れ、それが高く評価され、福利厚生の充実に取り組む法人に与えられる認証である「ハタラクエール」の「福利厚生推進法人」として選出されています。
金光敦彦社長に事業や経営方針などのお話を伺いました。
ルクールプラスとは
ルクールプラスという社名にある「ルクール」とはフランス語で「心」を意味する単語です。
つまりルクールプラスという社名は「心にプラスする」という意味が込められています。
ルクールプラスは「気配り」「目配り」「心配り」という3つをベースにして、常に先を見据え、考えられる組織体を目指し、人間力育成企業を目指しているそうです。
そのルクールプラスが取り組んでいる事業は大きく分けて「コンサルティング&ソリューション事業」「オフィストータルソリューション事業」「ヒューマンリソース事業」「環境ソリューション事業」「ショップ事業」の5つ。
「快適に働ける職場環境」「そこで働いてくれる人材」「組織を守り高めるための運営環境」「コスト面、環境面、やさしいオフィス」など、クライアント企業ごとに最適なソリューションを選択・構築し、相乗効果を生み出すトータルソリューションとして提供しています。
株式会社ルクールプラス代表取締役社長、金光敦彦氏にインタビュー!
ルクールプラスの事業内容は?
私たちルクールプラスのコアとなっているのは成功報酬型コスト削減サービス「仕事のミカタ」としてサービス展開している「コンサルティング&ソリューション事業」です。
この事業はクライアント企業様の販売管理費を中心に、コスト項目を漏れなく網羅的に分析することにより、企業様の業務におけるさまざまな費用のコスト削減をサポートするというものです。
コスト削減領域は企業全体、事業全体を対象に分析を行うのですが、クライアント企業様のニーズに合わせ、対象範囲を特定の分野だけ、部門だけ、のように絞り込んで対応することも可能です。
「オフィストータルソリューション事業」でクライアント企業様からご好評いただいているのが、オフィス内で発生する「困った」の解決のためにトータルでサポートするビジネスコンシェルジュサービス「ビジ衛門」です。
このサービスソリューションは複合機、ビジネスフォン、ネットワーク機器、セキュリティー機器の導入といったことから、通信回線サービスの手配、工事、オフィス移転サポートなど、クライアント企業様がオフィスで必要することやものに関してをワンストップで解決することができるというものです。
当社ルクールプラスはそのほか、採用支援、新卒研修、中間管理職研修、営業マン研修サービスといった「ヒューマンリソース事業」、LED照明のレンタルサービスや業務用エアコンの導入サポートなど、オフィスの環境対策をサポートする「環境ソリューション事業」も手掛けております。
さらに新規事業として「ショップ事業」にも取り組んでおります。
デザインから施行まで短期間で対応できるDTPのワンストップサービスを提供しているACCEA(アクセア)をフランチャイズで運営いたしております。
アクセアのフランチャイズでは2020年9月、有明店をオープンいたしております。
東京ビッグサイトに近いため、展示会でいらっしゃるお客様のビジネスが効率化できればと考えております。
ルクールプラスが福利厚生に力を入れる理由は?
わたくしどもはサービス業であり、サービス業の生命線は「モノ」ではなく「人」であると考えます。
「はたらく人」が、仲間と心を一つにして熱狂できてこそ、楽しい会社といえます。
楽しい会社であれば、はたらく人がお客様に最高のサービスをお届けできるはずだと考えています。
そのため、経営者として「楽しい会社づくり」のために、全力投球しております。
当社独自の福利厚生システムはその一環です。
ルクールプラスには「傷心休暇制度」や「1/365休暇制度」「キャリアパス休暇制度」といった特別休暇のほか、自転車や徒歩のみでの通勤となる場合の「チャリホ手当」、禁煙による健康管理関連で「ハイ・ケア手当」といった各種手当など、他社にない福利厚生システムがあります。
採用内定者に対するサポート「Frè-le(フレール)制度」と呼んでいるものもその一つです。
ルクールプラスの採用内定者向け制度について教えてください
そのフレール制度のことを説明させてください。
「フレール」はフランス語で兄弟という意味です。
内定者「フレール」一人ひとりにインターン先や配属先以外の先輩社員「フレール」がつき、定期的な面談や食事会、資格取得サポートなどを通して、入社までサポートしていくという取り組みです。
内定者「フレール」を成長させることは先輩社員「フレール」も成長させることになります。
先輩社員との距離が近づけば入社前に会社が身近なものに感じられるようになります。
経験した社員たち、どちらのフレールからのよかったという感想を聞いております。
金光敦彦社長はどのような経営を心がけておられますか?
わたくしどもルクールプラスのクライアント企業様に対してはソリューション&コンサルティング企業として、たくさんのお客様から「ありがとう」を頂ける企業であり続けたいと考えております。
そのためにはクライアント企業様に最高のサービスをお届けする必要があります。
では、最高のサービスをお届けするためには自社をどう経営すれば良いのか?
そこで考えた合言葉が「たのしい会社を創る。すべては最高のサービスをお届けするために。」です。
クライアント企業様に最高のサービスをお届けするため、自社を「たのしい会社」として経営して行きたいと考えております。
また、当社ルクールプラスが事業を進めるに当たって軸に置いている「KONG」という精神を持って経営に取り組んでいます。
「KONG」とは「K」が絆、「O」が恩、「N」が人情、「G」が義理、それぞれの頭文字を合わせたものです。
わたくしどもはクライアントや一緒に働く仲間など、会社を取り巻く全ての人たちを常に第一に考え、感謝や愛情を、大切にしていこう、そしてこの「KONG」を基盤に、目配り、気配り、心配りを常に意識しながらひたすら突き進むことで成長し、発展していくということを企業理念として掲げております。
経営理念、方針もこの企業理念に則っております。
ルクールプラスではこの数年、新卒者を採用されていますね
2019年に新卒1期生、2020年には新卒2期生が入社いたしました。
1期生、2期生とも、すでに現場・最前線で活躍してもらっています。
当社ルクールプラスは創業10周年を迎えておりますが、これからさらなる発展をしていくための土台作りの時期だと思っています。
そういう当社であるから、新卒の方々でも挑戦できるフィールドとチャンスがありますし、実際に活躍していただいております。
内定者のフォローを行う制度を「フレール」と命名したのは2019年に入社した新卒者です。
また、当社の新規事業である、DTPのワンストップサービスを提供するACCEA(アクセア)のフランチャイズ店舗運営ではスターティングメンバーとして新卒の社員が携わりました。
わたくしどもルクールプラスでは四半期ごとの年4回評価を実施しています。
社歴や年次に関わらず、積極的に昇給・昇格を行っています。
ですから、新卒でも、中途採用でも頑張り次第で、やりたい仕事ができる、そしてさまざまなポストに挑戦するチャンスがあります。
そういう方に来ていただきたいと思います。
金光敦彦社長が求めるルクールプラスの社員像を教えてください
当社ルクールプラスの社員はファーストペンギンであって欲しいと願っています。
ファーストペンギンは群れの中で最初に天敵のいる海に飛び込むペンギンのことです。
ファーストペンギンはリスクを恐れず真っ先に行動を起こすので、躊躇していたほかのペンギンに比べて、多くの魚を得ます。
ルクールプラスの社員は常にそうした姿勢で仕事に取り組んでいきたい、常にファーストペンギンとして、あらゆる仕事に挑戦していきたい、これがルクールプラスの理想の社員像です。
入社される方に期待しています。
まとめ
株式会社ルクールプラスの金光敦彦社長にお話を伺いました。
ルクールプラスは2020年、福利厚生の充実に取り組む法人に与えられる認証である「ハタラクエール」の「福利厚生推進法人」として選出されました。
この認証制度は人材不足や「働き方改革」「健康経営」などの観点から企業の福利厚生に注目が集まっている今、福利厚生の重要性に対する法人・従業員の認識をさらに確固たるものにするため、設立された認証制度です。
ルクールプラスの社内の合言葉に「たのしい会社を創る。すべては最高のサービスをお届けするために。」を掲げています。
クライアント企業に最高のサービスを届けるためには自社が「たのしい会社」であることが重要だと考えているからです。
その取り組みの一環が福利厚生の充実であり、「ハタラクエール」の認証を得られたということは金光敦彦社長のこうした経営の取り組みが評価されたということです。
株式会社ルクールプラス 概要
商号 | 株式会社ルクールプラス |
所在地 | 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-12-3 神保町スリービル5F |
代表 | 金光敦彦 |
設立 | 2010年10月 |
公式サイト | https://lecoeul.co.jp/ |
事業内容 | コンサルティンク&ソリューション事業 オフィストータルソリューション事業 ヒューマンリソース事業 環境ソリューション事業 ショップ事業 |

注目社長編集部

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