種子田吉郎 代表(一般社団法人 常仁会グループ 理事長)にインタビュー!

はじめに

種子田吉郎氏が理事長を務める常仁会グループは、7病院5老健1クリニック、2特養の運営する一般社団法人です。
常仁会グループでは、運営する各施設の人事担当と連携を行い、グループ全体の人材確保に向けて、主に医師、看護師、介護士、コ・メディカルなどの人材募集のため日本全国を駆け回っています。
厚生労働省のホームページでは、平成30年5月21日に第7期介護保険事業計画の介護サービス見込み量等に基づいて、都道府県が推計した介護人材の必要数を公表しており、それによると、2025年度末に必要な介護人材数は約245万人となり、2016年度の約190万人に加え約55万人年間6万人程度の介護人材を確保する必要があると推計されているということです。
しかし、年々と介護福祉士養成校も減り続けているほか、介護職は全産業の平均以下の賃金であるという低待遇の現状があるなど、介護業界は深刻な人材不足に直面しています。
そのような中で、人材確保は施設運営において重要課題であると言え、常仁会グループが各施設の人材確保を担うことで、安定した施設運営を行うことができ、施設は利用者へのサービスの充実を図ることに注力できるのでしょう。

今回は、常仁会グループ 種子田吉郎 代表にお話を伺いました。
幼少期のお話や、会社経営をする上で心がけていることなどにフォーカスしてインタビューしていますので、是非チェックしてみてください。

種子田吉郎 代表へのインタビュー

種子田吉郎様が育った環境を教えてください。

厳しいけど情に厚い父、優しく殆ど怒ることがない母に育てられました。
父も母も「勉強をしろ」など、何かを強制をする人達ではなく、のびのびと育ててくれました。
そう言う時代だったのかもしれません。
私は三人妹弟の長男ですが、妹も弟も私と同じように育てられたと思います。
父は事業家として裸一貫で色々な事業を起こし、また、今で言うM&Aなどで業容を拡大していましたが、一方で、事業が上手く行ったり上手く行かなかったりと波乱万丈な人生でもありました。
幼い頃は、父の人生が家族の人生でしたので、家族にとっても波乱万丈であったと感じています。
そのような中でも、事業家の父と専業主婦で家庭人だった母で、家族の均衡が保たれていたのかと思います。
20年前に55歳の若さで病いにより母が他界した時、枯れるほど涙を流した自分が居て、一昨年に父が他界した時、一滴の涙も流さない自分が居て、その感情は自分でも分かりません。

種子田吉郎様の幼少期や学生時代などについて教えてください。

幼少期の自分については詳細はあまり覚えていませんが、勉強が嫌いであったことは間違いありません。
母が問題集を手に勉強を教えてくれていましたが、全然頭に入りませんし、そもそも勉強する気がないのです。
傍で聞いてた2つ下の妹が私に合いの手を入れて教えてくれていたほどで、勉強よりも外に出て友達と遊んでる方が自分の性に合っていました。
小学生時代は、ドッチボール、野球、柔道など、とにかく頭脳よりも体力勝負でした。
中学生になり、バスケットボール部に入りました。
相変わらずの勉強嫌いでしたが、本を読むことだけは大好きで、1日1冊ペースで読んでいました。
また、音楽をすると女の子にモテると錯覚し、エレキギターを独学で始めました。

それまでは勉強とはかけ離れた生活を送っていましたが、中学2年生のある日、突然狂った様に勉強をする様になりました。
そうすると、当然のことながら学年でも上位の成績になり、親にも褒められたり、同級生の親にも「お子さんは勉強ができるんですね!」と言われたと母に自慢げに言われたりと、調子に乗って勉強をしていました。
高校になり、ギターよりドラムに向いているのでは気付き、バンド活動を開始しました。
ドラムを叩く時間が多くなったことに比例して成績は下がりましたが、人生のボルテージは最高潮に達していましたね。

種子田吉郎様がこれまでの人生の中で印象に残っているエピソードを教えてください。

「自分が自分であって、自分がすべての一部であること」に気付いたことです。
即ち、自分の態度、自分の言葉、自分の立ち振る舞いについて、振り返って恥ずかしくなくなった20代後半を、自身で俯瞰したことが印象に残ってます。
また、先述の母の死は、人生にとって大きな出来事でした。
家族、母はいつも傍にある空気みたいな存在で意識もしていませんでしたが、母の死に直面したことは、人生の全てが母だったのかと思える様な出来事でした。
仕事の面では、東京女子医大の外科の助教授から私が経営する病院の院長に就任した先生の言葉で、「我々、医療人は所詮二流の人間なんだ。だから毎日、患者様から勉強させてもらうんだよ。」と聞かされたことです。
勿論、院長は自分が二流とは思ってないと思慮しますが、その様に言える謙虚な気持ちを教わりました。

理事長に就任された経緯やきっかけを教えてください。

私の性分では、サラリーマンには向いていないということを自分でも理解してました。
そんなことを考えていた時に出会いがあり、倒産寸前の病院の話しを頂きました。
「どうせサラリーマンは出来ないしやってみるか!」と引き受けたのが病院経営の始まりでした。
その病院を立て直したら、色々なM&Aの話が舞い込む様になり、気が付いたら経営する施設が増えていたと言う状況です。

種子田吉郎様が法人を経営する上で、心がけていることを教えてください。

私が法人を経営する上で心がけていることは、4つあります。
「任せること」「有事に動じないこと」「職員は平等に接すること」「周りに謙虚であること」「物事の本質を見極めること」です。

その中でも、「周りに謙虚であること」に関しては、仕事以外での私生活でも特に心がけており、成功している人(会社)は奢り高ぶらず、困窮している人(会社)は卑下することなく、成功は努力とそれ以上の思考力で成し遂げられ、失敗はその逆で起きたのだと考えています。
金融機関は雨が降ったら傘を貸さないと言うけどその通りですが、万が一、傘をかしてくれた人(会社)は一生大事にした方が良いと思います。
また、決めたことをやり続けることは大切なことです。
具体的には、仕事のルーティン業務は基より、自身の生活パターンなども、全てやり続けることを常に意識していますね。

おわりに

種子田吉郎 代表へのインタビューはいかがでしたでしょうか!
経営者として心がけていらっしゃる「周りに謙虚であること」は、人の意見を素直に受け止め取り入れることができ、自己成長にもつながるので、今すぐにでも真似したい心がけですよね。
謙虚な人は周りからの信頼を得やすく誰からも好かれますし、人間関係も円滑になるのではないでしょうか。

種子田吉郎 代表が理事を務める常仁会グループの、今後も取り組みにも期待していきましょう!

会社概要

称号 一般社団法人 常仁会グループ
所在地 〒105-6241 東京都港区愛宕2丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズMORIタワー41階
代表 理事長 種子田 吉郎
事業内容 7病院5老健1クリニック、2特養の運営
・総病床数(病院・診療所):1,831床
・介護老人保健施設入所定員:499人
・特別養護老人ホーム入居定員:180人
・医療・介護トータルベッド数:2,510床
公式サイト https://www.jojinkai.com/group/
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