目次
はじめに
2019年にブランド「SHIRO」のリニューアルを行って話題となった株式会社シロの今井浩恵社長にインタビューしました!
自然由来の素材にこだわったスキンケアやコスメ、フレグランスが人気の「SHIRO」。
その製品ラインアップを軸に、トータルビューティーサロンやカフェと幅広いブランド展開が行われています。
「SHIRO」の製品やサービスの全てに「厳しい自然が育んだ素材の力を、最大限に引き出すこと。
世界中から見つけ出した、最高の素材を惜しみなく贅沢に。余計なものをできるだけ入れずに作る」という、今井浩恵社長の想いが根付いています。
2019年にshiroからSHIROへリニューアル!について独自調査しました
2019年9月に「shiro」は「SHIRO」へリニューアルを果たしました。
リニューアルしたことで目につくのはやはりロゴやパッケージの変化です。
リニューアルしたSHIROは、今後海外展開を徐々に進めていく予定で、ブランドを今までよりもより強く、より自信にあふれたイメージになるようにという想いを込め、小文字から大文字の「SHIRO」へと会社の顔となるロゴを大きく変更したそうです。
また、スキンケア用品や化粧品、香水などのパッケージも大きく一新しました。
リニューアル前までのshiroは白く、淡く、透明感のある儚いイメージでしたが、SHIROへリニューアルしてからは、全体的にはっきりとしたネイビーが主張しているのが印象的です。「SHIRO」のロゴフォントも直線的で一切の装飾をなくした、よりシンプルでスタイリッシュな字体です。
SHIROは、より都会的でスタイリッシュな印象になり、海外展開に向けてもこちらの方が強いイメージで良いとされています。
SHIROはリニューアルによって、ロゴやパッケージの変化が目立っていますが、実は製品の素材をこれまでよりも、さらに熱を込めたものしていました。
例えばフレグランスシリーズでは、原料をスキンケアと同様に生産者さんの顔が分かるほどこだわっている、自然由来の高品質な原料を使うようになりました。
SHIROは日本が誇る素晴らしい素材を使用した製品を作っています。
日本国内では幅広い年代からの人気を得ているSHIROでしたが、「世界中の人に、SHIROという素晴らしい商品を使ってもらいたい」という今井浩恵社長の思いがこの大きなブランドリニューアルに踏み切った背景だったのです。
リニューアルしたSHIROが、世界中の人に使ってもらえるようになる日が楽しみですね!
続きの今井浩恵社長へのインタビューでもリニューアルの事を伺っていますので、ご覧ください。
株式会社シロ(SHIRO)とは
株式会社シロの前身であるローレルは、北海道・富良野の土産品店や新千歳空港の売店などで販売するポプリやジャムといった観光土産品の製造・販売のほか、大手量販店のOEM化粧品製造を行なっていました。「自分たちが毎日使いたいものを作りたい」という想いから、2009年に自社ブランド“LAUREL”をスタート。その後、ブランド運営に舵を切り、現在は自社ブランド“SHIRO”の化粧品事業を軸とした運営をしています。
そんな株式会社シロを代表するのが、今回ご紹介する「今井浩恵氏」です。
この記事では今井氏の考え方から、今後の取り組みについてまで、ご本人に伺ったことをご紹介いたします。
自社ブランド「shiro」を立ち上げたのはなぜですか?
もともと当社は大手の高感度ライフスタイルショップ向けに、シャンプーやボディケアなど生活雑貨のOEM製品を企画、製造している会社だったんです。
おかげさまでショップからは好評だったのですが、ある日、お客さまが喜んでいる顔が見えないということに気が付きました。
そこで「自分たちが毎日使いたいものを作る」という信念のもと、オリジナルブランド“LAUREL”を立ち上げることにしました。
それが今日の“SHIRO”の原点です。
今井浩恵様が社長になられたきっかけを教えてください。
私はローレルを辞めて転職するつもりでした。しかし、創業者は自分の後継にならないかと提案してくれたのです。
ローレルとの出会い、そして創業者からの提案は無難な道を歩もうとしていた私に、「夢を持っていいんだ!」と思わせてくれる衝撃的なものだったと思います。
前身となる“ローレル”という会社があって、今の“シロ”という会社、そして“SHIRO”というブランドがあるのです。
昨年、「SHIRO」へのブランドリニューアルをされました。どんなことが変わったのでしょうか?
ロゴをこれまで小文字の「shiro」だったものを大文字の「SHIRO」へと変更しました。これに合わせて店舗の内外装もリニューアルしています。また、製品パッケージやショッピングバッグのデザイン変更、さらには製品ラインアップの変更も行いました。しかし、「SHIRO」の根底にある「自然への感謝の気持ちを忘れずに、その恵みを余すことなく大切に使い切る」という考え方は変わっていません。
SHIROは、どんなモノづくりを心がけておられますか?
本当の美しさとは何かを追求していった結果、大地の豊かな恵みという素材に向き合い、ただひたすらシンプルに、正直に、自分たち自身が本当に使いたいと思えるものだけを作っていくということにたどり着きました。
納得のいく良いものをつくるためには、手間を惜しみません。ブランドの規模は変わりましたが、素材の良さを最大限に引き出すため、創設当時から変わらない製造方法を守り続けています。
今井浩恵社長がSHIROの従業員の皆さんに求めていることは?
自分の良いところを伸ばしてもらいたいです。
たとえ苦手なことがあっても、良いところが輝いていれば素晴らしい力を発揮できると思います。
誰だって唯一無二の存在で、完璧な人なんてありえないんです。
得意なことを生かし、その人だからこそ成し遂げられることがあるはずなんです。
それから、従業員の皆さんにも、私と同じように夢を持ってもらい、自信を持ってそれを語ってほしいと思います。
仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
すべてのことに対して、常に正直でありたいと思っています。
ブランド、それを体現する製品、従業員や自分の家族に対して、正直に向き合っていくことが大切だと思います。
そして、「一人でも多くの従業員を、世の中をしあわせにしたい」ということ。それが私の働く力の源です。このメッセージは26歳のときに先代の社長から引き継いだものです。
まとめ
株式会社シロ代表、今井浩恵社長にお話を伺いました。
今井浩恵社長は自然の力を生かした製品やサービスの開発で「自分たちが使いたいものをつくる」ことにこだわりを持っています。それはSHIROがブランドリニューアルする前と変わりありません。こうした信念、そして取り組みが今日に繋がっているといえます。
今井浩恵社長が生み出したSHIROブランドは化粧品だけでなく、食材、トータルビューティーサロン、飲食店などの事業も展開し、創業の地である北海道から、日本全国、さらには海外へと広がっています。また、2020年3月には、東京・新宿の店舗に併設する形で、リアルとデジタルを融合させた新感覚の次世代型店舗もオープンさせています。
今後も、株式会社シロ、そして今井浩恵社長の活躍から、目を離せません。
会社概要
会社名 | 株式会社シロ |
代表取締役社長 | 今井 浩恵 |
所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー9F |
電話番号 | 03-6805-0220 |
設立 | 1989年10月 |
事業内容 | 自社ブランド「SHIRO」の企画、開発、製造、販売、店舗運営 (「SHIRO/化粧品」「SHIRO LIFE/食物販」「SHIRO CAFE/飲食」「SHIRO BEAUTY/サロン」) SHIRO オンラインストア等、通販事業運営 |
公式サイト | https://shiro-shiro.jp/ |

注目社長編集部

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