はじめに

電気工事業は、環境問題や情報技術などにも深く関わる業界です。

地球温暖化の原因といわれるCO2を減らすためにも、電気工事業は大きな役割を担っています。

CO2を出す電気設備をよりエネルギー消費の少ない電気設備に交換することによって、削減を進めることができます。LED照明器具やエコキュートなどは、今までの設備よりも大幅にエネルギー削減できるのです。

住宅のエネルギーの使用をコントロールするHEMS(ホーム エネルギー マネージメント システム)、CO2を発生しないで発電する太陽光発電、これらは次世代のエネルギー事業として注目されています。

また、スマートフォンやタブレット、ゲーム機で行うWi-Fi通信など、インターネットによる生活インフラの構築にも電気工事業が役割を果たしています。家庭内のLAN配線やオフィスでのOAフロアの配線など、電気工事で行うことも多くあります。

電気工事業は、最先端の電気エネルギー技術に直接触れることのできる、魅力的な業種といえるかもしれません。

今回は、1955年の創業以来、システムメリットを追求し続ける多摩川電気株式会社の代表取締役社長、平林克之氏をご紹介していきます。

多摩川電気株式会社とは?

多摩川電気株式会社は1955年の創業以来、強弱電工事、電気通信工事、電気設備機器の製造、施工、販売、保守に関する事業を軸に、競輪場放映事業や不動産賃貸業などを展開しています。

新しい技術と創意工夫で、システムメリットを追求、「総合プランナー&コンストラクター」としてお客さまに企画、提案、設計、施工、保守のトータルサービスを提供している実績と歴史のある会社です。

インフラ大手企業、空港運営会社、地方自治体、大学などとの取引があり、顧客層の幅広さも同社の特徴です。

実績と歴史が物語るように、豊富な知識と確かな技術を持つ社員が多摩川電気に在籍しています。そのようなプロフェッショナル集団を率いるのが、平林克之氏です。

元々技術出身でありながら高いマネジメント力を持つ平林氏。今回は平林氏の掲げる経営の基本方針から、今後の展望について、ご本人に直接伺うことができました。

経営の基本方針を教えてください

多摩川電気という会社として、お客さまに対して感謝の気持ちを持ち、マルチベンダー的な発想により期待される「成果」と「進化」を提供できるようにします。

また、社員は何事にもチャレンジし、柔軟な思考による会社固有の技術とスキルの向上に挑戦します。

会社では、業務の改善により、ゆとりある環境を作り、一人ひとりの成果が適正に評価される働きがいのある会社を作ります。

そして社会の一人として法令を遵守し、社会の発展に貢献するとともに自らも成長します。

今後の展望について教えてください

会社全体、部署、個人の各目標を達成できるよう精進していくことと、新しいビジネスチャンスを作り、もっと社員が幸せを感じて仕事ができるような会社にしていくことです。

取材を通じて感じた事

電気工事業を展開している多摩川電気と競輪場放映事業がどう結びつくのか、不思議に思いましたが、審判の判定業務に使用される画像の撮影や、場内警備監視カメラで入場者の安全確保と不正行為を監視していること、それらすべてに電気がかかわっていることがわかりました。

ビル内の電気・通信・防火設備といったインフラ設備を手がける多摩川電気。社会インフラに携われるというやりがいを持って働く社員が多く、社員同士のコミュニケーションが良く取れていそうな雰囲気がとても好印象でした。社員からの技術相談に平林氏自ら対応するそうです。会社のトップが積極的にコミュニケーションを取ってくれたら心強いだろうと思います。

多摩川電気は業務に必要な資格の受験料、受講対策講習、交通費負担など、資格取得支援にも力をいれています。こうした手厚い支援も技術出身の平林氏ならでは、と感じました。

お客さまのことはもちろん、従業員から協力会社に至るまで、かかわる人全ての幸せを大切に思う平林氏とその会社だからこそ、トータルサービスを提供できるのだと思いました。